ブルーベリー学園留学生構築( S14 最終135位 レート2099)

皆さん、はじめまして。そうでない方はお世話になっております。ヤンスバメ使いのメタゲーマーやっちゃんと申します。以後お見知りおきを。

普段はX(旧Twitter)上で開かれているメタゲーム大会(よくわからない人はYouTubeやニコニコなどで行われている実況者大会みたいなものだと思ってください!)に参加しているのですが今回ランクマッチS14にてまさかまさかの最終135位を達成することができたのでそちらの構築記事を書かせていただきます。

あくまで自己満足のための記事ですので長文になってしまうと思いますがもしよかったら最後までお付き合いください。

一部修正したレンタルパ

[1] はじめに

今回S14に挑むに当たって1つのこだわりがありました。それは「レギュレーションF新解禁ポケモンのみで戦うこと」です。

僕は元々新作が出るたびに最初の間は相棒+新ポケモンのみでPTを組んでいました。実際SV S1でもパルデア統一をしていました。藍の円盤に関しては新作ではないものの新たに使えるポケモンが多数増えたことからせっかくだしBIG6と言われているポケモンだけで固めないで新しいポケモンたちを使いたいと思い構築を組んでいます。

そのため中にはえ、それカイリューでよくね?とか!髪の方が強いですよね?ってところがあると思います。そういう想いは胸の中に秘めたままにして続きをご覧ください。

[2] 構築経緯

他の方の構築記事では構築経緯よりもその後の方がボリューム多めで書かれていると思います。しかし僕は自称メタゲーマー。1番力を入れるべきところは構築を組むところだと考えたのでここの構築経緯を重点的に書かせていただきます。長いのが嫌な人は飛ばしてね

レギュF新解禁ポケモンの中で僕がまず最初に可能性を感じたポケモンが1匹いました。そう、アシレーヌです。
使用率上位のポケモンの多くに有利を取ることができクイックターンやアクジェなど優秀な技を覚えるため先発適正がとても高いと感じました。そこで過去世代で強かったポリアシレを一度試してみようと思いました。

唯一苦手なのがオーガポンだったのでそこを対策できるポケモンと組み合わせたら強そうだなぁなんて考えつつ最初に組んだ軸がこちら。

ホムラ→炎ポン対策
ジャロ→水ポン対策

この4匹を軸で組んでました。最初はかなり勝てたものの環境が進むにつれて問題が1つ。

岩封持ち炎ポンにボコボコにされる

ホムラの枠をガエンやエンテイなどに変えて試してみてもなんかしっくりこなかったのでそのまま解散となりました。

ただしアシレーヌ自体はかなり強く初手対面で多くのポケモンと打ち合えた。初手アシレは残しつつ裏の軸を変えたい。

そんなことを考えつつYouTubeである方の動画を見ていた時のこと…

「今期は瞑想環境になると思うからその対策はしといた方がいいと思う。」

…瞑想環境?言われてみたら確かにラティ兄妹や髪などに瞑想を積まれることが多かったことに気づきました。

言われてみたらわかりやすいことなんですよね。

・新解禁ポケモンは特殊アタッカーによっている(アシレ、ポリ2、ジャロ、ラティなど)

・物理アタッカーで固めてしまうと流行りの持久力ブリジュラスで詰んでしまう

→以上の理由から特殊ポケモンが増える

→ブリジュラスを崩しつつ特殊アタッカーに強くなる瞑想持ちが増える

これはかなり瞑想持ちが強そうです。そこで新解禁ポケモンの中で瞑想を使って強いポケモンたちを一通り調べてみました。その中でも特に

・サイコノイズで瞑想残飯ポケモンにも強め
・S上げればパオ髪ウーラの上から殴れる

といった点を評価して今期はテツノカシラが強いのではないかということに気づきました。

そこで1つ。初手要因で使いたいアシレとカシラ。どちらも炎オーガポンに弱め。なら役割集中できたら強いだろうといった考えからタスキアシレーヌ+エナジーカシラの並びが完成。その流れでは裏からくるオーガポンに弱めなのでそこへのケアが必要。オーガポンを起点にしつつ試合を展開できるウガツホムラが復活しました。

前まで使ってた構築では初手アシレ炎ポン対面でホムラに引くしかなかったため交代読み岩封ですぐ負けてしまったのですがアシレで居座るという選択が基本になるのでそこにもケアができるようになりました。

そんなアシレホムラカシラを軸として裏には
・水ポン入りに強めなジャローダ
・カシラを通す上でキツいエナジー髪やツツミを流すかつステロで炎タイプを削れるブリジュラス

の5匹で残りは潜りながら決めることにしました。

この5匹にとりあえずポリゴン2を入れて戦った上でキツかった展開が以下の通り

・ホムラにランドが受けに来て岩封でS逆転→メガネ髪
(そもそもランド自体キツい)

・暁ガチグマ(特にトリル)

・ブリジュラス(特にステロ吠える)

・オオニューラ

・タケルライコ

この辺りがキツすぎたので対策が必要。ただしこれらのポケモンに勝てたとしても選出できなかったら意味がなくラス1枠を対策枠に変えても選出できず終わることが多かったです。

そこで今いる5匹の型を少し変えることで対応しました。

具体的には
・ウガツホムラ
持ち物をマントにすることで岩封のSダウン無効
→ランドが逆に起点に。ついでに岩封オーガポンにも強くなった。

ジャローダ
持ち物をホズのみに変更しガチグマ対策

・ラスイチ
積み展開と相性も良くオオニューラ入りへの先発要因としてラグラージを採用。少しキツかったライコやサフゴへの最低限の対策に。

このような経緯で最終的にできたのがこちらの6匹となりました。


[3] PT紹介


アシレーヌ

鋼テラス
激流 @タスキ

181(204)-84-94-195(252)-136-87(52)

(調整意図)

HD
控えめアシレのムンフォ 41.9〜50.2%
臆病髪のムンフォ    41.4〜48.6%

C
火力を求めて特化

S
アシレミラー意識でできる限り早く(残り)


泡沫/ムンフォ/アンコール/アクジェ


間違いなくレギュF最強クラスの先発要因。適当に目の前に通る技を押してればなんとかなることが多め。多くのポケモンに対してテラスを強要するか対面処理することができる上に型の判別ができるのでその後の試合展開を考えやすくなる。構築経緯にも書いたように炎オーガポンに対しても相手が草技から入ってくれれば激流泡沫のアリア+アクジェなどで裏のカシラ圏内に入れることができるのが偉かった。

また先発ポケモンでありつつアンコールで起点阻止できる点も強く1匹倒した後に裏から来たカイリューがテラスを切って竜舞をしてきたところにアンコールで逆に起点にしたりなどが強かった。ただアンコール自体は読まれることも多くディンルーやコータスはステロを撒いた後に引いてくることが多かった。

何度かアシレに対して絶対零度から打ってくるパオジアンがいたが全部避けてタスキを残したまま処理しつつそのまま3タテしたこともあった。だから零度パオを使うのはやめましょう。

テラスは鋼。草や毒を半減以下にする目的の他に暁ガチグマのノーマル技を半減できるのが偉かった。



テツノカシラ

水テラス
クォークチャージ @ブーストエナジー

175(76)-×-121(4)-164(172)-129(4)-165(252)

調整意図

C
クォークチャージでSアップ調整

HBD
余り

S
最速

タキオンカッター/サイコノイズ/瞑想/身代わり

間違いなくこの構築のエース。何度も負けそうな状態から逆転まで導いてくれた。

環境上位のウーラオス、パオジアン、髪にエナジー発動後に非常に強い上にアタッカーなのが本当に偉い。
構築経緯でも書いたように今環境強いであろう瞑想持ちでありつつラティアススイクン、髪をはじめとする相手の瞑想ポケモンにも強く出られるのが本当に強かった。他にも水テラス+サイコノイズによって草技をウッドホーンにしているオーガポンにはとても強くそのおかげで拾えて試合も数戦。

パオカシラ対面はテラスがないと不意打ち択になってしまうが身代わりがあまり読まれなかったのかとりあえず押した身代わりで不意打ちを透かして勝てた試合も多かった。



ウガツホムラ

水テラス
隠密マント 古代活性

191(84)-162(104)-141-×-108(127)-138(212)

A
余り

HD
臆病髪のムンフォ41.9〜49.2%

S
竜舞後最速髪抜き

フレドラ/ワイドブレイカー/竜舞/朝日差

サブエース。アシレカシラのキツいサフゴ炎ポン裏からのランドを起点にしつつ勝てるポケモン。最初はタラプを持たせて髪やイーユイすら起点にできるようにしていたがランドや炎ポンの岩封→メガネ髪の上を取れず負ける展開が非常に多かったため仕方ないマントに変えた。しかしこのマントが非常に刺さりランドや炎ポンを安心して任せられる他怯みや状態異常などの下振れ要素を減らすこともできた。1回体力ミリの状態からオオニューラの猫騙しを耐えて回復して逆転した試合もあった。

この手のホムラは炎技がヒートスタンプであることが多いがフレドラにすることで甘える水テラス髪をゴリ押せたりなど舐めてきた相手を倒せるのが偉かった。しかし反動ダメは気になるのでヒートスタンプも選択である。

マント持ちであるものの塩には弱いのが欠点だが構築全体で塩には強めなので気にならなかった。

テラスはウーラオス、パオ、ランドを安心して起点にするため水氷半減地面等倍の水。



ジャローダ

炎テラス
ホズ 天邪鬼

153(20)-×-115-127(252)-115-179(236)

H
余り

C
ぶっぱ

S
最速110族抜き

HDライン
特化ガチグマのシルクのスカーフテラスブラッドムーンステロ込みで耐え
86.2〜99.3%

リフスト/テラバ/挑発/リフレクター

最強の地雷枠。元々水ポン対策で入れたが構築単位できつかったガチグマ対策も兼ねてもらった。ホズのみは本当に読まれることはなく何匹ものガチグマを対面で処理してくれた。

努力値調整だけは難しく耐久削るとステロ+玉ノマテラブラッドムーンを耐えず火力を削るとチョッキガチグマにリフスト2発で勝てないため妥協が必要。ちなみに玉ガチグマには最終日だけで3回くらい当たったが全部なんとかはなったためこれでいいと思う。

ジャローダというポケモンの性質上相手がジャローダより遅いポケモンしかいなかったら隙を見つけてリフストするだけで相手は倒れていく。1回渦アンコカイリュー+サーフゴーの並びをカイリューに挑発を打ち起点にしそのままリフスト連打で2タテしてくれた。

テラスは岩と選択だが鋼入りに出しやすくなる兼パオ髪の打点を半減にできる炎。
岩だとホズ持たせずにノーマル半減になるのが偉いが結局テラス切っちゃってるのがうーんって感じ。



ブリジュラス

フェアリーテラス
カゴ 持久力

197(252)-×-154(28)-×-151(196)-109(28)

HD
髪のムンフォ42.6〜50.2%

S
同族意識で少し

B
余り

ポディプレ/ステロ/吠える/眠る

レギュF新ポケ界最強ポケモン。物理しかいない相手には無類の強さを誇る。相手にイーユイエンテイホムラガエンなど炎タイプがおりステロを撒きたい時に選出。中盤ごろに流行っていたステロ吠える型だが眠るだけ珍しいと思う。

眠るの偉い点は主に2つ。
1つ目は髪などの対面で吠えた後に体力が残ること。髪ブリ対面でステロ→吠えるの流れだと体力赤ゲージのブリと裏のポケモンが対面してしまい運次第ではそのままブリジュラスが倒されてしまう。ただステロ→眠る→吠えるだと体力を半分くらい残した上で流すことができる。

2つ目はvs物理。主にこっちの用途が多かった。相手が物理しか選出しておらずゴリ押しで倒そうとしてきた時に眠るがあることで相手を積ませることができる。ステロ吠えるで起点作りが役割だが相手によってはこのポケモンで詰ませることができるのがとても強かった。

オーガポンにもある程度抗えたらいいなと思っていたが炎ポンにはテラスや蔦棍棒急所があると怖い、水ポンは宿木持ちと当たることが多く逆にカモられていたのでvsオーガポン性能は余り信用していない。

テラスはパオの聖剣はじめ格闘半減かつ地面等倍のフェアリー。飛行じゃないのはパオ意識。



ラグラージ

炎テラス
お盆 激流

207(252)-130-151(220)-×-115(36)-72

HB
余り

HD
髪のムンフォ42.0〜49.7%

S
最遅

クイタン/地震/ステロ/あくび

構築のラストピース。選出回数こそ少ないものの出した時は活躍してくれた。前述のブリジュラスが構成上サーフゴー入りに対して絶対に出すことができないためサフゴ入りかつステロが欲しい時に選出した。他にはエース2匹以外がキツいオオニューラ(軽業込みでエース2匹もキツい)入りに初手で出すことが多かった。

ラグホムラ、ラグカシラの並びは単純に強く上手くこっちを軸にしてもいいかと思うくらいだった。地震はないとサーフゴーに永遠に起点にされるため入れた。テラスされたらカシラで倒しやすくなるのでOK

テラスは一回も切っていないがフェアリーと草半減かつ炎オーガポンに強くなれる炎。
正直どくびし回収できる毒でいい気がする。レンタルパは毒に変えてあります。

[4] 基本選出

・スタンパ
アシレカシラホムラ

・炎タイプ入り(炎ポンは除く)

サフゴ入り
 →スタンパ同様

その他
 アシレ+カシラ+ブリジュラス

・水ポン入り

 アシレ+カシラホムラジャロブリジュラスから選択

・トリルガチグマ
アシレ+ジャローダ+カシラorホムラ

トリル下でガチグマが来たらアシレのタスキorテラスとジャローダホズを合わせてトリルターンを稼ぎそのままジャロかラス1で勝つ。

・受けループ
アシレ+カシラ+ジャローダ

特殊の役割集中。ジャローダは挑発込みでハピでも受からない。カシラでも瞑想お互い6段階まで積めば急所当たるまで殴り続けて勝てる。試行回数はだいぶある。ただこっちは最終手段で基本ジャロで崩したい。
今の受けルはどうやら鋼テラスハピナスらしいのでこれで崩せないこともあるかもしれない。

[5] キツい相手


サーフゴー

特に電磁波再生持ち。ホムラで起点にしづらい上にアシレでも痺れ待ちされる。メガネでもホムラが結構削れる。スカーフだとホムラが積んでも抜かれる。
選出されないにしろ基本ホムラ投げないといけないので厳しい。



カイリュー

こいつに確実に勝てるポケモンって誰?対策は諦めました。ただPT単位で明らかに不利を取るポケモンはいないので立ち回りで誤魔化す。無理だったら仕方がないが結構なんとかなった。
ただこだわってない火力があるノマテラ神速地震持ち。特にチョッキカイリューは本当にキツかった。



ブリジュラス

積み構築である以上ステロ吠える型がとても辛い。しかし終盤にはメガネなどのアタッカーが増えたためなんとかなった。本当に運が良かった。
アタッカーでもポディプレがあるとカシラで起点にしづらいのがキツいがまぁ大抵なんとかなる。


ディンルー
ブリジュラス同様ステロ+吹き飛ばしは凶悪。唯一の救いはアシレで上を取って弱点をつけることだが大体テラスされるから困る。アンコールしたとしても削れないで引かれるから何とも言えない。


ヒードラン

ほとんどいないがめっちゃキツい。エース2匹+ジャローダがほぼ何もできない。解散。諦め。大人しく十字のツメを食い込ませて地下深くを這い回っていてくれ

[6] 結果


最終135位。レート2099。

2099!?あと1、というか0.05くらいおまけしてくれませんかねゲーフリ!

なんて事いっても仕方ないですね。元々の目標は最終3桁だったのでそれに比べたらめっちゃ頑張ったと思います。

実は裏目標としてもうひとつありまして。それは最後まで戦い続けたいって目標だったんですよね。まぁ撤退したくなかったっていう。
今期1位のくろこさん(おめでとうございます!)の最終日動画がめっちゃ好きで9時まで戦い続けることに憧れがあったので1回やってみたかったんですよね。どうせそんな高順位なんていけないだろ、なんて思ってたこともあってとりあえず9時まで戦えたらいいだろうって思ってたところもありました。

僕にとって初めてのレート2000だったのですが朝6時くらいに達成してました。そこから残り3時間くらい。潜るか否か迷ったのですが…、嘘です迷いませんでした。
その時にはもうポケモンが楽しすぎてもっとバトルしたい!ってなってたんですよね。あの時はネモの気持ちがよーーーくわかりました。なので何も考えずに最後まで潜ってたらうまくいってレート2100目前。なんなら知り合い曰く瞬間2100乗ってたらしいです。写真すら撮れてないです。(おい)
2桁の景色見れたら終わりにしよっかなって思ってましたがそこで終わりにした方がよかったかなぁと思いつつも次への目標ができたと思えばいいかなと思ってます。

[7]まとめ

かなりの長文でしたがここまで読んでいただきありがとうございます。
上までで書きたいことはほとんど書いちゃったのでここで話すことが何もありません。どうしましょう!ちょっとだけ自分語りをして終わりますかね。

僕は1月30日の時点で同じ構築使って5桁付近を彷徨っていました。そこからここまで追い上げてこれたのは運もある程度あったと思いますし最終日にようやく構築を理解できたってのもありますし…。ただレート2000から先の戦いについては当日X(旧Twitter)上で応援してくれた方々の力のおかげだと思ってます。この場を借りてお礼を。ありがとうございました!

2月は本職(?)のメタゲームの方もあり忙しくなると思いますがランクマッチの方も頑張っていきたいと思います。また来月、記事を出せるほどの戦績を出せたらそこでお会いしましょう。
改めてここまでのご精読ありがとうございました!
時間がある人はぜひこの下も見てください。またね!

[8] おまけ

構築とは全く関係ないおまけです。というか宣伝です。この記事内でも何度か出てきましたが私メタゲーム出身の者でして。この記事を読んでくださった皆さんにもメタゲに興味を持っていただけたら嬉しいなと思う訳なんですね。

メタゲームって何?って顔してる人も何人かいますね。私には見えますよ。

簡単にいえばお互い使うポケモンがわかっているフレンドバトルだと思ってください。10パートナーズという名前を知っていたら同士です。
使うポケモンがわかっているからこそ普段は活躍できないポケモンが意外と刺さったり、予想外のメタで一発逆転できたり。今回の僕のホズジャローダなんてメタゲームを参考に作ったポケモンですしね。

あんましここで長く語ってもよくないと思うのでもし興味あるよって方は僕のことフォローして待っててください。3月あたりにちょっとメタゲームを体験できる企画をしたいなぁなんて考えているので。よかったらその時、参加していただけると幸いです。よろしくお願いします。

以上、一般メタゲーマーからの告知でした。
ここまで読んでいただいた方には最大級の感謝を。

トリックマジック使用構築 victory over treat 〜お菓子はいいから勝ちをくれ〜

はじめまして。やっちゃんと申します。

普段はX(旧Twitter)上でメタゲーム対戦をしているのですが僕好みの公式大会が開かれるとの噂を聞きつけたのでこれは出るしかない!ということで参加してきました。
自分の中ではかなり納得のいく構築ができたと思うので最後まで読んでいただけたらうれしいです。

最高レート

最終レート

[1] 構築経緯

まずこのルールで使用できるポケモンを確認しましょう。こちらです。

(※最近まで参加させていただいていた他の大会で使っていたものを流用しているため強い順に並べているわけではありません。)

この大会においてのキーポケモンは間違いなくHゾロアークだと考えました。ゴースト無効のイリュージョンで錯乱させることができるのはもちろんですが単体性能で見てもテラスを切らずに影うちを無効にできるため対面性能がずば抜けて高いと思います。この大会で勝ち切るためには相手のゾロアークに惑わされずに安定した行動を作ること、逆に自分の構築ではゾロアークの幻影を可能な限り生かすことの2つがポイントだと考えました。

この2点を踏まえて強そうなポケモンを探していたところ初手ナモイダイトウからの展開が強いのではないかという結論に至りました。Hゾロアークを入れることにより相手に初手からゴースト技を打たせにくくすることができるためほぼ全ての相手に確実に1発耐えて行動できる点、そしてゴースト以外の高火力技を打てる点が今回の環境にとてもマッチしていると思いました。

次に構築のコンセプト上Hゾロアークも確定しました。最初はコノヨザルのステロ展開が増えることを予想し耐久振りチョッキを考えていましたが仲間大会などでステロコノヨザルにあまり当たらなかったことから無難にタスキで採用しました。

その後水技の通らない相手、特にドラパルトと初手に対面した際にクイタンからの出して有利を取れるポケモンが欲しかったのでエナジーを採用。

そしてゲンガーヤミラミのどくびし軸を誘って破壊するためのラム悪テラミミッキュ、フワライドへの最低限の対策としてラウドボーンが入りました。

最後にイダイトウを残しておいた際(特にクイタンで引いた時)に素早さが低いため何もできず倒されてしまうことが多かったためトリルでの切り返しが欲しいと感じました。そこでここまでで少しキツかった相手のイダイトウ♂やソウブレイズに強く出ることができ自分1匹でも試合を決めに行けるアッキヤバソチャをトリル要因に採用しPTが完成となりました。

ちなみにこのルールで最強のサーフゴーやどくびしで選手圧力をかけられるゲンガー、トリル要因として強いミカルゲに関しては相手のゲンガーヤミラミを誘って倒したいという理由から意図的にPTから外しております。

構築コンセプト
・相手のゾロアーク択に付き合わない
・自分のゾロアークの幻影をフル活用する
・ゲンガーを誘って倒す

[2] PT紹介

イダイトウ♀

(NN メグルオハカ)
水テラス 適応力 @ナモ
波乗り/シャドボ/クイタン/アクジェ

201(44)-113(4)-148(104)-167(252)-103(60)-88

C
無振りハバタクカミに波乗り+アクジェ中乱数1発(92.4〜110.8%)

HB
陽気ゾロアークの叩き+影うち耐え(59.8〜71.7%)
意地ソウブレイズの草テラバ耐え(83.6〜99.9%)
陽気ミミッキュのシャドクロ影打ち乱数耐え
(87.6〜104.5%)

HD
臆病髪のシャドボ耐え(81.5%〜96.5%)

S
4振りラウドボーン抜き
最遅ミミッキュ抜かれ


このルール最強の先発ポケモン。45試合中38試合で先発に出した。相手の初手がゾロアークだった場合も基本気にすることなく安定した行動を通せるのがとても偉かった。このルールで水を半減できるポケモンは基本ドラパかイダイトウ♂しかおらずしかもイダイトウ♂は初手に出てきにくいポケモンのためとりあえず波乗りを打っておけばなんとかなる。ゾロアークに対してもナモのみを持たせることで叩き+影うちを余力を残して耐えることができ裏から出てきたミミッキュの皮を剥がして倒されるといったふうに初手からかなりのアドバンテージを獲得することが何度もあった。クイタンも環境に一定数いた電磁波ドラパルトやミミッキュのタスキや皮を剥がしながら交代し裏のエースを安全に着地できるのが偉かった。さらに冷静にすることで最遅ミミッキュの下をとることができたまにいたレッカミミッキュに荒らされる心配もなかったのが偉かった。

またアクジェ持ちのため残しておくだけで倒しきれなかったポケモンをスイープできたりテラスをすればイダイトウと打ち合えたりと残しておくだけで何かしらの仕事はしてくれるためとても活躍してくれた。1700チャレンジの試合もこいつが相手のイダイトウ♂を削ってくれたおかげで勝てた。

余談だがこの枠はオスで使っても良いと思う。メスとオスそれぞれに良さがあるので好みによって使い分けると良いと思う。

オスのよさ
クイタンアクジェの火力が伸びる
初手出しが読まれにくい

メスのよさ
初手からゴースト技の火力が高い
反動技がないため体力が削られにくい

38/45 選出率1位



ゾロアーク

(NNバケルキツネ)
格闘テラス イリュージョン @タスキ
シャドクロ/叩き/テラバースト/影うち

135(36)-145(220)-80-×-80-178(252)

HB 毒ダメ+ミミッキュのじゃれつく耐え

このルールの入れ得ポケモン。人によって評価は変わると思うが僕はとても高く評価している。特に偉い点がミミッキュへの対面の安定感で叩き→シャドクロと入ることでカシブもレッカも玉も気にすることなく倒しに行くことができる。テラスを切らずに影うち無効なのがタスキポケモンとしてとても優秀だった。

またゾロアークの弱い点として相手のノーマルテラスに何もできず起点にされてしまうことが挙げられるため最低限抗えるための格闘テラスを採用。これによりゾロアーク対面ノーマルテラスを切り悪巧みを積んできたサーフゴーにちょっかいをかけることができた。流石に1発では倒せないものの起点にならず裏の圏内に入れることができるのが偉かった。他の選択肢にローキックもあったが流石に火力が足りなかった。

イリュージョンはおまけ程度に考えていたためミミッキュ相手に髪に化けて出すなど怪しさ満点なことも何度かあったが相手の思考をバグらせて1ターンの隙を作れることも何度かあるのでイリュージョンは強かった。ただ基本2番手に出していたためこいつを出すとラス1までバレてしまうのが少し嫌だった。

27/45 選出率2位



ハバタクカミ

(NN コダイノオウ)
ノーマルテラス 古代活性 @エナジー
ムンフォ/シャドボ/挑発/瞑想

135(36)-×-91(124)-176(164)-156(4)-195(180)

HB 玉ミミッキュのじゃれつく耐え(83.7〜99.2%)

S 準速ドラパルト抜き

このルールでもやはり強い神。イダイトウの水技が通らない上にゾロアークもタスキ貫通で倒されてしまうドラパルト対策にとても強かった。可能な限り火力を上げたかったためSを準速ドラパ抜きまで落としたが相手の封印髪にボコボコにされたこともあったので最速にしてもよかったかもしれない。とはいえノーマルテラスも合わさるとスイーパー性能がとても高くイダイトウゾロアークと選出した際は他にテラスを切ることもあまりないので安定して強いポケモンだった。

仲間大会ではシャドボムンフォの2ウェポン+補助技2つだったためヤミラミに嵌められたりラウドボーンを崩せないのが課題だった。そこで挑発を採用することでこれらのポケモンを楽に対処できるようにした。後述するラウドボーンのアンコールと合わせることで相手のラウドボーンに回復させないプレイングも可能にした。

練習会では瞑想の枠を守るにして相手のトリルターン稼ぎに使っていたりイダイトウを誤魔化すために日本晴れも試したが今回はテラス込みでサフゴを誤魔化すために瞑想を採用。どちらにしても使いたい場面はなかったものの瞑想にしたことでサフゴを誤魔化す手段が手札にあったのは偉かった。

18/45 選出率4位



ミミッキュ

(NN カクレタカゲ)
悪テラス 化けの皮 @ラム
シャドクロ/じゃれつく/影うち/呪い

131(4)-142(252)-100-×-125-162(252)

超地雷型ミミッキュ。ゲンガーヤミラミのどくびし軸を完全にメタったポケモン。ラムのみで毒を回復しつつ悪テラスをすることでヤミラミの金縛りやアンコールを無効にできる。実際に大会期間でそこまでしたのは1回だけだがとても荒らしてくれた。テラスを切ると呪いが鈍いになるのは注意。その1試合でやらかして負けかけた。

元々この枠はラム悪テラ竜舞ドラパルトだったがドラパルトだとヤミラミは止められてもラス1のミミッキュに逆に止められてしまうのが弱かった。そこで化けの皮と影うちを盾に裏のポケモンまで貫ける可能性のあるミミッキュを採用した。ドラパと違い汎用性は落としていないため他の構築にも出せるのはグッド。副作用としてたまにいた電磁波や鬼火も無効にして相手を困らすこともあった。元々ミミッキュというポケモン自体の対面性能は飛び抜けて強いためどくびし軸にもそれ以外にもそれなりの活躍をしてくれた。ただ何も考えずに使うとゾロアークに基本負けてしまうため困ったら出しとけといった感じではなかった。

13/45 選出率6位



ヤバソチャ

(NN ウマイオチャ)
毒テラス 耐熱 @アッキ
シャカシャカ砲/シャドボ/瞑想/トリル

177(244)-×-158(252)-157(12)-100-90

C 瞑想後135-156髪に等倍シャドボorシャカシャカ砲確2(51.1〜60.0)


構築に最後に入ってきたラストピース。この構築で苦手なイダイトウ♂やソウブレイズに抗えるポケモンとして採用した。この2匹を起点にトリックルームを展開し裏の髪やサフゴなど本来苦手なポケモンをも倒しに行けるのが他の草複合と違い偉かった。自信がエースになるだけでなく残りのトリルターンでイダイトウが暴れる展開も作れるため選出に組み込むみやすかった。

唯一失敗したと思う点が最遅にしなかったところ。大会前はトリル用に素早さを落としたイダイトウを抜けるのが偉いと思ったものの公式大会中は相手のイダイトウの素早さラインによってトリルしていいのか否か判断ができなかったため最遅にすべきだった。それによって負けた試合が2試合くらいはあった。

2日目までは僕がこのポケモンを使いこなせておらずプレミで負けたり無念急所やシャカシャカ砲外しで負けたりといったことが多かったもののそれでもこいつがいたおかげで勝てた試合も何試合もあったため採用してよかったと思う。ハマったら普通に無双してくれる。

17/45 選出率5位



ラウドボーン

(NN フルワスウタ)
ノーマルテラス 天然 @厚底ブーツ
フレアソング/大地の力/怠ける/アンコール

211(252)-×-120-130-135(220)-91(36)

同速意識のS振り

今大会のMVP。この大会はラウドボーンを崩すのがとても難しく対策しないとこいつにボコボコにされてしまう。その対策の中にどくびしやソウブレイズがあるのだがその2つを逆に対策できる最強のポケモン。その上で相手のラウドボーンにかなり強いので2日目以降はとても信頼していた。最終日はイダイトウがいなかったらほとんど出していたかもしれない。厚底ブーツを持たせることでどくびしに怯える必要がなくゲンガー入りにも積極的に選出していけた。また、アンコールという技がとても偉くソウブレイズのビルドを固定して裏のイダイトウで倒す、ラウドボーンのフレアソングを固定して回復させないで押し切るといった使い方ができこいつがいなかったら負けていた試合は何試合もあった。

大会前まではスキスワフワライドを警戒して特性ガードを持たせていたもののゲンガー入りに出せないのがとても嫌だったので最終的にブーツに落ち着いた。ただタラプがないことでサーフゴー相手に安定しなかったところだけは厳しかった。大会終了後の感想としては電気テラスにして大地をテラバにするべきだったと思っている。

仲間大会ではフワライド対策としか考えていなかったため中々このポケモンを選出せず開拓しきれなかったのが今大会1番の反省点だと思っている。

22/45 選出率3位

[3] 基本選出

の枠は随時変更

がいる場合
がいなければ選出

がいる場合
がいなければ選出

がいる場合
を優先的に選出

※相手に草複合がいる場合や不在の時はを先発にしない選択肢あり

[4] ゾロアーク入りの初手の立ち回り

(基本)
波乗りで様子見

(ミミッキュ、ドラパ、イダイトウ♂)
クイタンで交代
選出していれば
ミミッキュにはゾロアーク
ドラパには髪かミミッキュ後出し
ゾロアークだった場合はゾロアークを出して同速お祈り。最悪負けてもゾロアーク自体は倒せる。
(1試合だけ悪波怯み+同速2連負けで突破された)

(ハバタクカミ、ヨノワール)
エナジーや特性の発動で見分ける
・本物とわかった場合
シャドボで殴る

・判断できない場合
波乗りで様子見

(ミカルゲ)
HAの場合
しっぺ返し+不意打ちを耐えないので
波乗り→アクジェで裏の先制技圏内に入れる

イカサマから入ってくれた場合は不意打ちを耐えることが多いので波乗り×2で倒す

HDの場合
しっぺ返し+不意打ちを耐えるので波乗り×2で削る。不意打ちを押してくれたらアクジェ込みで対面勝ち。不意打ち以外でも裏の先制技圏内。


この動きをすることで初手から相手にアドを取られることは基本なかった。

[5] キツい相手

いるだけでラウドボーンを出しづらくなる上にヤバソチャの選出がほぼ確定する。ラウドボーンもいたら選出択になりとても困る。最終戦もイダイトウ♂ラウドボーンでヤバソチャを投げなかったのだがそれもあって負けた。

型が多すぎるため明確な対策ができなかった。試合の流れでうまく倒すしかない。基本ノマテラなのでラウドボーンやゾロアークの格闘テラバで誤魔化すが1度当たった水テラサフゴにはボコボコにされた。それが最終戦

レッカ持ちに限る。初手のレッカミミッキュは対応できるものの裏から出てくるのは無理。トリル瞑想を積んで無双状態のヤバソチャを流されたりイダイトウのアクジェで皮を剥がしたらレッカが発動して裏がやられたりと散々だった。このポケモンを許してはいけない。

[6] まとめ

今回は構築に自信があったため目標は高く最終2桁を掲げていたがそう甘くはなかった。とはいえ3桁前半という今までと比べるととても良い結果を残せたと思う。44戦目で1700チャレンジに成功した時はとても嬉しかったです。

構築に関しては終わった今になると色々と改善点はあったなと思います。ヤバソチャの素早さをだったりラウドボーンのテラスだったり。ですが自分なりに納得のいく構築を作れたのは我ながらよかったと思います。

もう既に次の公式大会、竜王戦ルールが発表されているので次はそちらの大会で結果を残せるように頑張りたいと思います。またその時にお会いしましょう。ここまでご覧いただきありがとうございました!

パルデア統一奮闘記 その1 (テラ杯 vsあんらんじゅ)

こんにちは。2023年10月のやっちゃんです。
大会時期から約半年が経過してしまいました。一体何が起こってしまったのでしょうか。

今回も前回に引き続き3月当時に書いた記事となっております。そのため現在の感覚と異なるところもあると思います。ご了承ください。

それでは半年前の世界まで博士の開発したタイムマシンで向かうとしましょう。皆さん、ボン・ボヤージュ!

テラ杯 予選第一試合
vs あんらんじゅ


前回記事
https://mzfllw7sbte69eh.hatenadiary.com/entry/2023/10/14/115311


2023年3月のやっちゃんです。今回はテラ杯初戦の対戦となります。パートナーズ考察にはとっても自信があるのでまずは予選から勝利目指して頑張りましょう。

[1] 対戦相手紹介

今回の対戦相手はあんらんじゅさんです。初対戦のお相手ですね。僕がやっているラジオをよく聞いてくださっている印象がとても強いです。つまり情報戦の時点で不利…!?

僕よりもかなり前からメタゲームをやっているようなので経験の差もあるということで厳しい戦いになりそうです。しっかりと考察していきましょう。

[2] 事前考察

あんらんじゅさんのパートナーズはこちら

まさかのこちらと3匹被りとなりました。ランクマで強いポケモンから少し珍しいポケモンまで幅広く使われてますね。そして自由枠用のタイプが多く使えるテラスタイプが12タイプというところが珍しいように感じます。ここで長々と話してても仕方ないですので早速考察に参りましょう。

(1) 第一考察

あんらんじゅさんのパートナーズを細かく見ていきましょう。

まず最初に目についたのはですね。マイナーポケモンだからということもありますが何よりも以前ランクマで小さくなるに完封されたのでかなり注意が必要です。特殊耐久も高くのろいを積んできたり毒毒やどくびしをしてきたり影打ちや岩技でこちらのパラドックス2匹に強かったりと案外刺さりもいいです。ちなみに岩封置き土産もできるので起点も作れます。こちらに対してとても刺さっている上に対策していないと詰んでしまう可能性があるので要警戒です。刺さっているか否かは置いておいて対策はしておきましょう。

に関してはこちら目線でトラウマがあるだけなのであんらんじゅさん視点どう考えているのかはわからないですね。ここを始点にするのは難しそうです。ただ誰がみても明らかに刺さりの良いポケモンが3匹ほどいます。

まず
を1匹で倒しにくる万能ポケモンです。このポケモンもランクマでボコられた1匹です。対面で勝てて。そのうちは上から不意打ちされる、エナジーじゃないと叩き不意が痛いということでめっちゃ刺さっています。

次に
パルデア統一の1番の弱点なのですが浮いてるポケモンが弱いんですよね。そのためこちらに刺さりがとてもいいです。しかもなんかにもがむしゃらできるのが偉いですよね。

そして最後に
こいつが1番ヤバいです。どう倒せばいいのでしょう。1番ヤバいのが素早さに振った身代わり持ち。さらにブーツをはいてどくびし対策。そこまでされたらおしまいです。こいつ1匹に全て破壊されます。

ここまでがあんらんじゅさん側で刺さりの良いポケモンです。

そしてこの3匹には共通点があります。そう、全員に一致弱点を突かれるということ。それもあってパーモットは警戒対象なのではないでしょうか。

ひとまず整理しておくとお互いからして警戒対象なのは以下の通り

一応他のポケモンも見ておきましょう。

は威嚇もありパーモットに強そう。チョッキを持てばパラドックス組にも対抗できラッシャディンルーにも打点あり。
物理受け型だと鬼火無効のセグがキツいためチョッキアタッカーが第一候補

は出せないことがないポケモン。200色以上あるアンミカ驚きの最強ポケモン。しかしわざわざ出す必要もない枠。セグカミラッシャ自体がカイリューに強いが受け枠を崩すアンコやテラスを絡められると形成逆転。セグレを考えて氷に弱いテラスはなさそうといったあたりです。

は出す意味自体なさそうでしょうか。バトンや積みは髪の滅びや天然ラッシャが、アタッカーにしろ刺さりは良くないです。来るならステロあくびの起点を作りたい時でしょう。攻撃技は物理だと思います。

は1番こなさそう。カミミラーの同速勝負はしょうもないと思います。さらにドクガやタスキパーモットに弱めでワナイダーのネットもある。あまり投げたいとは思わないです。

ひと通り見たところでまとめておきましょう


⚪︎

このまま自由枠候補まで見ていきましょう。
あんらんじゅさんの使える自由枠は
氷、岩、虫、電気、格闘、エスパー

絞ることはできないですが要警戒ポケモンだけあげておきましょう。今回は特にを警戒しています。理由はさっきあげた通り地面の一貫ですね。

(2) 第二考察

ここまでを踏まえて僕の使っていくポケモンを考えましょう。あんらんじゅさんのパートナーズ、特に出てきそうな3匹を見て刺さりの良いポケモンを1匹見つけました。そのポケモンこそこいつです。

そう、テツノイバラです。ブーストエナジーと電気タイプで積みアタッカーながらに強いこと、にロクブラでマルスケ貫通が狙えること、そもそも刺さりがいいことからをエースにしたいと思いました。

そして最初に挙げた対策。ここは天然に任せます。小さくなるや呪いを無視できるポケモン対策に欲しいですからね。が見えた瞬間このポケモンは選出したいのでどくびしや毒毒に弱くならないように毒テラス+厚底ブーツで対抗しましょう。の草技やのムンフォも半減できるおまけ付きです。
まぁ流石に対策はおまけとしてを動かすうえでのクッションとして採用しましょう。

この2匹を軸に考察を進めていきます。

この2匹で厳しそうなのが地震神速羽アンコみたいなゴツメ、あとはがテラスした後の地面の一貫でしょうか。特にあたり。そこに強く出るために風船を採用しましょう。この3匹を基本選出として考えます。

あとは裏選出。
まずはをはじめ浮いてない毒タイプがいなかった時。この時はの相手を少しでも楽にするためにどくびしを使いたいです。にも弱くないので悪くないでしょう。タスキを持たせることで対面にも強くなります。

残りはここまででキツい自由枠を対策できるポケモンを考えましょう。特にの並びでキツそうな自由枠。主にこいつらですね。

にはにはが行けそうなので残りの対策ですね。

対策はに任せます。身代わり貫通の爆音波などを生かしたチョッキ型で相手しましょう。

の相手はでしょうか。を抜けるくらい素早さに振って身代わり地震で相手したいところ。

と、いうことで今回使う6匹は

となりました!それではこの6匹で対戦の準備をしていきましょう!

(3) 第三考察

対戦3日前

…なんか嫌な予感がするんですよね。どう考えても勝てる気がしない。今の構築、だいぶ欠陥があるような気がします。

まず1つ目。マスカーニャに弱すぎる。
今のところだとのテラスを使って相手する予定なのですが1つ重大なことを忘れていました。そう、蜻蛉返りです。対面テラスで隙を作る予定だったのですが蜻蛉でテラスを見ながら帰られてしまってはどうしようもないです。

そしてもう1つ、今回のエースのについて。こいつの火力が足りない疑惑が浮上しました。

クォークチャージ発動でこれです。ここからあくびなんかで流されて倒すチャンスを失ったらで詰みます。なんなら何故か僕の頭の中ではブーストダイスという謎のアイテムを持ってる前提で考えられてたんですよね。要するにクォークチャージ発動しつつ4発ロクブラ当てるポケモン。そんなの実現するわけありません。

これは考察し直しが必要ですね…。困りました。
爆速で新しいPTを考えましょう。

しかし今あるPTを全て崩す必要はないでしょう。これを元に考えましょう。先程挙げたどくびし展開を軸にして考え直します。でどくびしを撒いて展開しましょう。どくびしから粘るのは自由枠、に任せます。高い耐久と再生技、テラスの体制変更に塩漬けの定数ダメで抗います。
のキツい自由枠やアンコ持ちののために先程の風船を添えておきましょう。

が出せない時、つまりがいる時。この時は先程のを使いましょう。を使う上でキツくなるのが。そのために対面強めなタスキを採用します。刺さりは元々悪くないためある程度の仕事はできるはずです。

ラストにの選出を最低限抑制できてを誘導できるを入れて完成とします。

急ピッチで仕上げたPTですがイバラ軸よりは勝てる可能性が高いはず…。この6匹で頑張ります。

[3] PT紹介


ハバタクカミ @風船
フェアリーテラス

133(20)-×-84(68)-187(252)-156(4)-193(164+)

(調整)
意地マスカーニャの不意打ちを身代わり後に耐え

最速マスカーニャ抜き

ムンフォ/シャドボ/サイコC/身代わり

カイリューや自由枠イダイナキバに強め、場合によっては完封できる風船髪。髪ミラーには弱いものの今回髪は優先度低めと考えていることと役割対象的にこうなった。


セグレイブ @ラム
電気テラス

197(52)-216(252+)-112-95-106-133(204)
準速カイリュー抜き

つららばり/テラバースト/地震/竜舞

ヘイラッシャがキツそうなので基本見せポケ。万が一の時に出せるようにラム竜舞電気テラスにしている。頑張ればマスカーニャ、ワダチ、ラッシャには勝てるかも?まぁよっぽどのことがない限りは出さない


テツノドクガ @エナジー
虫テラス

171(124)-×-95(116)-164(28)-131(4)-176(236+)

(調整)
意地マスカーニャの叩き+不意打ち耐え

臆病ハバカミのシャドボ2耐え
臆病ハバカミのサイコC耐え
無補正ノココッチの大地耐え
控えめノココッチの爆音波身代わり後耐え

準速マスカーニャ抜き
最速テツノワダチ抜き

炎舞/アシボ/どくびし/吹き飛ばし

基本選出の初手要因。マスカーニャエナジーワダチを抜きながら上から炎舞で倒しに行く。対面ラッシャに対して崩せるアシボとメインのどくびし吹き飛ばし。テラスは地面半減のために虫。


パーモット @タスキ
電気テラス

145-183(252+)-91(4)-81-80-157(252)

でんこうそうげき/マッパ/ほっすり/猫騙

ドクガが無理な時の初手。一応マスカーニャ、ワダチ、ラッシャには有利?猫騙しを入れることで対面テラスを見ながら立ち回れる。


ヘイラッシャ @ブーツ
毒テラス

257(252)-121(4)-166(124+)-76-100(116)-57(12)

(調整)
特化セグレイブの電気テラバや特化カイリューの鉢巻飛行テラバを残飯込み2耐え
控えめ髪のムンフォ2耐え

ウェーブタックル/地震/身代わり/あくび

ベトベトン絶対許さないポケモン。むしろ小さくなるベトンに来てほしいくらい。ベトベトンが見えた瞬間選出確定レベル。


キョジオーン @残飯
毒テラス

207(252)-121(4)-190(180+)-58-115(36)-60(36)

(調整)
意地カイリュー地震2耐え
意地マスカーニャのトリフラ2耐え

臆病ハバカミのムンフォ2耐え

ヘイラッシャ意識のS振り

塩漬け/地震/再生/守る

急遽参戦が決まった塩。どくびしと塩漬けの定数ダメで相手を削りに行く。ワダチをはじめとした身代わり持ちだけがどうしても怖かったため仕方なく地震採用。

基本選出

ベトベトン不在
+

ベトベトン入り
+

[4] 対戦

あんらんじゅさんのPTはこちら。

…自由枠キラフロル!?マズイ、毒タイプの枠が自由枠で変わることは想定外です。しかも特殊アタッカー。これは困りました。

ただそんなことどうでもいいくらいの事件があります。

マスカーニャどこ!?!?!?
このポケモンのために泣く泣くテツノイバラ軸をやめて3日でPTを考えたのにこれではその変更も無意味です。なんなら完成度的にイバラの方がよかった気がします。

まぁそんなこといってもどうしようもない。今いるポケモンたちで頑張りましょう。

まず先発。ドクガはキラフロル相手に出したくないため初手はパーモット。ただヘイラッシャは相手の髪フロルに強くない上に高速再生技が無くがむしゃらワダチもキツいので代わりにキョジオーン。そしてラストにハバカミの3匹で行きます。

それではあんらんじゅさん、対戦よろしくお願いします!

対戦の様子はこちらをご覧ください

https://twitcasting.tv/yattyan_poke/movie/763120763

[5] 振り返り

ここからは2023年10月のやっちゃんがお送りいたします。
初戦のあんらんじゅさん戦、見事に完敗でした。1番の勝負の分かれ目はあのがむしゃら択だと思うのですがそこで勝っていたとしてもラスイチのハバカミに負けてそうですね…。(ちなみにあんらんじゅさんの髪はサイコショック持ちのメガネでした。)

あとはパーモットキラフロル対面もでんこうそうげき→マッパで倒しに行くべきだったと思います。多分当時の僕は裏ヘイラッシャ考えてでんこうそうげきしたくなかったんだと思います。

他にも色々と反省点はありますが1番は考察ですね。今回は本当に完敗でした。
1番警戒していたマスカーニャは不在。選出の軸にしていたベトベトンは自由枠と変更。1番来ないと思っていた髪が選出されるなど全部読みから外れてましたね…。これは完敗です。

大会初戦黒星。次負けると決勝トナメ進出は絶望的になります。果たしてやっちゃんは勝てるのか?続きの記事をお待ちください。

パルデア統一奮闘記 (テラ杯 パートナーズ編)

こんにちは。ヤンチャム不在のメタゲーマー、やっちゃんです。以前ラジオでゲストに来ていただきましたじんちゃそさんと旅人さんが主催の大会、テラ杯に参加させていただきましたのでそちらの方をまとめさせていただきます。今回はパートナーズに関してです。最後までゆっくり聞いていただけたらなと思います。 

※この記事は2023年3月頃に書かれたものなので投稿時期と多少ズレがあると思います。

大会ルール

https://ouijinstardust.hatenablog.jp/entry/2023/01/01/205518


[1] 環境考察

今回のパートナーズについていくつか傾向ができるのではないかと思ったので考えてみました。

・テラスタイプの都合上鋼とフェアリーはパートナーズに多そう。

個人的最強2トップのテラスタルはフェアリーと鋼なのでこの2タイプはパートナーズ内にほぼ入ってくるのではないかと思いました。

特にフェアリーはパートナーズにいなかった場合ドラゴンの一環を自由枠以外でどう頑張っても消せない点、また今作のフェアリーはカプが不在なため強力で幅広い自由枠の選択肢がないため必ずPTに入ってくると思います。
鋼はまぁいなくてもまだわかる。

・悪とゴーストは強いのが多い
この2タイプをどう使うのかが個人差があるかなと思います。

悪タイプはパラドックスなど強力なポケモンが多くさらにはまでいるので自由枠に回してきた際かなり厄介になります。しかしその分強力な手札をなくすことにもなります。悪テラスは必須級とも言えないので自由枠悪を警戒できるパートナーズにはしたいですね。

ゴーストも、さらにはパラドックスとどいつを選んでもかなり強いです。ここを自由枠に回したくなるもののフェアリー枠でを使いたくもなるので悩ましいところですね。

・虫とエスパー、岩は自由枠か
この3タイプは正直あまり使われないテラスタルなので自由枠の優先度が高いと思います。また、今回のルール上自由枠で複合タイプを連れていく場合パートナーズ内の同タイプを連れて行くことができない都合上単タイプで強いポケモンを自由枠として連れていく行為は選択肢を減らす必要もないためかなり強いと思います。

例えば飛行自由枠でを連れて行く場合、パートナーズ内のドラゴンタイプを使用することができないのでかパートナーズ内のドラゴンのどっちが来たかで対処を変えることができます。しかし水自由枠でを連れて行く場合、パートナーズ8匹をフルに活かした上での対策まで考えないといけないためかなりの圧になります。

その点で見てもエスパーには、岩にはというとても強い単タイプがいるためこの2タイプは自由枠に置き得だと考えています。え?虫タイプに強い単タイプはいないのかって?虫にはという最強ポケモンがいますよ!!!

この3点に気をつけてパートナーズを組みましょう。

[2] パートナーズ考察

環境としては今のランクマ環境に4凶がはいった感じですね。と、いうことは今の環境で強いポケモンたちは強いに決まってます。だからこの3匹は確定で入れましょう。こいつらです

今のトレンド セグカミラッシャ
みんな大好き セグカミラッシャ
今日の晩飯 セグカミラッシャ

はい。たまたまみんなパルデア出身かつタイプ被ってないので当たり前のように採用です。
ランクマのように使ってもいいですしで起点作ってからで暴れてもいいしトリルしてからで暴れてもいいし最強ですね。あれこれが強いだけでは?
まぁずっとメタゲーで黒バド使いたいと思ってたのでそれと似ているは使いたかったですしいる環境ならは入れておきたかったしこの2体いるなら入れない訳にはいかないので確定です。いればにも弱くないしね

そーいえば当たり前すぎていってなかったですが今回もパルデア統一の予定です。僕のBOXには新ポケの育成済みしかいません(嘘です、レイド用の子達が何匹かいます)

次に個人的に今の環境強いと思っているポケモンとしてを入れたいです。4凶の中のアタッカー2匹にも強めですし入れておいて損はないでしょう。を自由枠から連れてこれないことだけが残念ですがしゃーない

とりあえず入れたいポケモン入れたのでここからはしっかりと考えましょう。環境考察から鋼とフェアリーはパートナーズに多いと予想しました。それならばこいつは刺さるのではないでしょうか。

です。炎毒という優秀なタイプゆえ鋼とフェアリーに弱点をつけます。偉い。対策されれば怪しいところではありますが対策を強要させられる時点で強いです。入れましょう

せっかくを使ってるのでステロ要員欲しいですね。残りのタイプに岩と鋼と地面があるのでここはかなり選択肢は多そうです。使いたいって理由が大きいですがにしましょう。ノーマルタイプは使う以上テラスのために入れておきたかったので。(あと爆音波できるし)
も内戦で使って使い心地が良かったのでいれたいですね…。のために地面テラス用の地面タイプも欲しいしちょうどいいんだけど…。悪を自由枠にしたい気持ちもありますね。だけどその気持ちをグッと抑えて入れましょう。クッション要員は多くいても困らない!

ラスイチを決める前にここまでをまとめましょう

 氷、龍

 霊、妖

 水

 電、闘

 無

 炎、毒

 地、悪

自由枠
超、草、鋼、飛、岩、虫

残りがこの6タイプですか…
岩と超は自由枠に入れたいので残り4タイプからですね。
鋼はパートナーズに入れたいものの鋼テラスしたいポケモンがパートナーズにほぼいないですね。無理していれる必要はなさそう。入れられるのもだけですしそれなら自由枠でを連れてった方が強そう

草はを自由枠から持っていきたい…、てか連れていけるポケモンがもういない。

飛行ももう連れてけるポケモンがいない…?

え、となるともしかして残された選択肢って一択…?

""ワタシガキタ

ソンナバカナ

考え直しましょう…。自由枠を諦める?いや岩もエスパーも他に使いたい自由枠いるしそれなら使う方が良さそう…。じゃあこの案自体諦める?いや、今のところかなり良さそうなパートナーズだから変えたくない…。虫自由枠にしてエクスレッグ使いたかったけどそれも別に強いわけでもないし…。

仕方ない、を入れましょう。ま、まぁ出会い頭やネット、どくびしに置き土産カウンターと技は悪くないし諦めて使いますか…。

😄ニッコリ

ということで僕のパートナーズはこちらになりました。

一応自由枠も確認しておきましょう。

使用可能自由枠

エスパトラ
サケブシッポ(out ハバタクカミ)
リキキリン(out ノココッチ)
グレンアルマ (out テツノドクガ)
ベラカス(out ワナイダー)
ミガルーサ(out ヘイラッシャ)


マスカーニャ(out ディンルー)
アラブルタケ(out ディンルー)
チオンジェン(out ディンルー)
オリーヴァ(out ノココッチ)
リククラゲ(out ディンルー)
スコヴィラン(out テツノドクガ)
アノホラグサ(out ハバタクカミ)


ミミズズ
サーフゴー(out ハバタクカミ)
デカヌチャン(out ハバタクカミ)
ドドゲザン(out ディンルー)
テツノワダチ(out ディンルー)
ブロロローム(out テツノドクガ)


テツノコウベ(out ディンルー)
オトシドリ(out ディンルー)
イカイデン(out パーモット)
カラミンゴ(out パーモット)
イキリンコ(out ノココッチ)


キョジオーン
ガケガニ
テツノイバラ(out パーモット)
キラフロル(out テツノドクガ)

out数
セグレイブ 0
ハバタクカミ 4
ヘイラッシャ 1
パーモット 3
ノココッチ 3
テツノドクガ 4
ディンルー 8
ワナイダー 1

だけ自由枠と変えられるポケモン多いな()
次に
この3匹は汎用性高いのであまり自由枠と変えたくはないですがいて困ることはないのでよしとしましょう。

と、いうわけでこの8匹でテラ杯頑張りましょう!

次回、予選の対戦の様子を投稿します

相棒不在の瑠璃色譚 part4 (瑠璃色譚冬ノ幕 vsサミュエル)

(前回までのあらすじ)

予選を3位で通過したもやしのナムル一行。5位決定戦の対戦を控えたやっちゃんの目の前に現れたのは…。

瑠璃色譚4試合目 vsサミュエル

こんにちは、やっちゃんです。
瑠璃色譚もついに最終戦。僕は現在1勝2敗。ここで負けると負け越しとなってしまいます。頑張っていきましょう

[1] 対戦相手紹介

今回のお相手はサミュエルさん。僕にとっての因縁の相手ととても縁がある方です。一言で説明しましょう。

I have a クロバット
I have a truck

oh

転生クロバット

です。
これ以上は怒られそうなのでやめておきましょう…。僕はこの大会でコノヨザルを何人生み出してしまったのでしょうか…。

転生って羨ましいので僕もしたいですね。噂の転生できるりんご?を手に入れたのでこれで転生してやりましょう!

なんか変な形してる気がしますね?まぁ気にせず食べましょう。

おや、カジッチュの様子が…?

おめでとう!カジッチュはカミッチュに進化し…
グサッ

やっちゃん、転生失敗

カジッチュがカミッチュに進化した理由ってこう言うことなんですね(絶対違う)

[2] 事前考察

不思議な力で蘇生されなんとか戻ってきました。さて、考察を始めましょう。

(1) 第一考察

サミュエルさんのパートナーズはこちら

カイリューキョジオーンツツミにチオンジェンと面倒なポケモンが並んでますね…。これは結構キツそうです。そんな中どう倒しに行くのか、しっかりと考えていきましょう。

(2) パートナーズ評価

いつも通り1匹ずつ見ていきます。


カイリュー
SV最強ポケモン。お相手のパートナーズ内で1番コノヨザルに強そうなのでとても警戒。しかし何してくるかはわからない模様


ブリムオン
トリル下であればこちらの多くのポケモンに有利だがサフゴと土下座はどちらにしろ厳しそうなのでこなさそう


キョジオーン
鉄壁ボディプレをされたらとても嫌。特に水テラまでされると僕は泣きます。ただしサフゴや猿に弱め


ウインディ
威嚇の物理受けが刺さりそうだが負けん気2匹に特殊のツツミなど厳しいポケモンは多め。


テツノツツミ
氷と水の範囲が刺さる事は言うまでもない。裏で削って全員ツツミの圏内に入れられたらドロポン外しお祈りになる。


チオンジェン
高耐久のネチネチポケモン。しかしサミュエルさんの嫌いなコノヨザルにだいぶ弱めなのであんまこなさそう。

全体的にこちらのコノヨザルの刺さりが良さそうに見えますね。ここはかなり警戒されていそうなので少しずらしたいところです。

自由枠で使えるのは以下の通りです。

猿がキツそうなので呪い持ちのミミドラパのやデカヌチャンあたりは考えておいた方が良さそうです。

(3) 第2考察

今回は5位決定戦ということもありあまりガチガチにメタるつもりはありません。やりたいことをやりましょう。

今回使うのは積み構築です。起点を作ってエースで全て貫きに行きます。
では誰をエースにするかという話ですがここは自由枠からトドロクツキを採用します。サミュエルさんのパートナーズは珍しくフェアリーテラスも使えずチオンジェン以外へと悪技の通りがとても良いので悪打点で殴りに行きたいと思います。ただこのポケモン、鉄壁キョジオーンやウインディの威嚇が邪魔ですね…。そこで今回は"気合いだめ"を採用して急所で全てを解決しようと思います。

起点作りにステロコノヨザル、ステロドドゲザン、壁サーフゴーを連れて行きステロ+壁で月の積む隙を作っていきます。残り2匹は基本見せポケです。

[3]PT紹介

調整メモを無くしてしまったため割愛

基本選出
コノヨザルorドドゲザン+サーフゴー+トドロクツキ

チオンジェンや塩がキツいためよっぽどのことがない限りコノヨザル。

[4]対戦

自由枠はデカヌチャンです。トドロクツキを通す上でかなり厳しいポケモンですね。ツキを展開する前に削りたいところ。

チオンジェンやキョジオーンがいるので初手コノヨザル。裏にサーフゴーとトドロクツキで行きます。

それではサミュエルさん、対戦よろしくお願いします!

対戦の様子はこちらをご覧ください

https://twitcasting.tv/yattyan_poke/movie/760356254

[5] 振り返り

終戦負けてしまいましたね…。叩きデカヌチャン、ブーツカイリュー、最後のアイへなど考察面もプレイング面でも1歩上を行かれていたような気がします。これら1つでもなかったらまだワンチャン…ありましたかね?

チームとしても敗北、個人1-3で瑠璃色譚は第6位となりました。結果はまぁまぁですがSV初のメタゲームということもあってめちゃくちゃ楽しかったです!
どうやらすでに瑠璃色譚の続編が始まっているようです。そちらの方も頑張りたいと思うのでお時間ある方は是非試合の方見に来てください!

最後になりますが主催のMON0さん、そしてチームを組んでくれたシンゲンくんとmokomokoさん。対戦相手の皆さんありがとうございました!

DJGP3予選結果と決勝トーナメントについて

お世話になっております。DJGP3主催のやっちゃんです。1ヶ月半近くの予選ご協力いただきありがとうございました!

予選も終了したということで予選結果と決勝トーナメント進出者を発表させていただきます。

まずは予選結果の発表から行きましょう。

[1] 予選結果について

(ハートブロック)

1位通過 シンゲン
2位通過 ラムカ

(クラブブロック)

1位通過 桜狼
2位通過 きゆ

(ダイヤブロック)

1位通過 すーけん
2位通過 アポロン

アポロンさんとむらびとさんが同勝利数ですが直接対決の影響でアポロンさんの予選通過となります。

(スペードブロック)

1位通過 カノン
2位通過 NAGI

(エースブロック)

1位通過 ゴン
2位通過 QED

QEDさんとノアさんが同勝利数ですが直接対決の影響でQEDさんの予選抜けとなります。

(ジャックブロック)

1位通過 旅人
2位通過 みょん

(クイーンブロック)

1位通過 しろ
2位通過 CLEAR

(キングブロック)

1位通過 MON0
2位通過 芽亜

芽亜さんとテラファミリーさんが同勝利数ですが直接対決の影響で芽亜さんの予選抜けとなります。

予選を通過された皆さんおめでとうございます!決勝トーナメントでのご活躍期待しております。

[2] 決勝トーナメント

・ルールについて

以前のブログでも書きましたが決勝トーナメントでの変更点をこちらでもルールについて今一度記載させていただきます。

決勝トーナメントからはオフィシャルルール1で対戦するようお願いします。

決勝トーナメントでは自由枠として使用した切り札タイプは次の対戦から使用不可となります。そのため対戦で使用した自由枠は対戦終了後に公表されます。

詳しくは以前の記事をご覧ください

https://mzfllw7sbte69eh.hatenadiary.com/entry/2023/05/20/190000


[3] 決勝トーナメント切り札発表

(1) 対戦組み合わせ



(2) パートナーズ&切り札

桜狼

CLEAR

すーけん

NAGI

旅人

QED

MON0

ラムカ

カノン

きゆ

しろ

みょん

シンゲン

アポロン

ゴン

芽亜

DJGP3も残すところ決勝トーナメントのみとなりました。優勝目指してみなさん頑張ってください!

相棒不在の瑠璃色譚 part3 (瑠璃色譚冬ノ幕 vsミスT)

(前回のあらすじ)

ノクタスは救えなかったもののなんとかアザレアさんに勝利したやっちゃん。予選最終戦はまさかの前回大会優勝者!?

何か手を打たないと勝利は難しいと考えたやっちゃんは対戦相手の情報を手に入れるためにインタビューをすることとなった。

インタビュー直前
いやぁ、緊張しますね。
なんて言ったって前回王者ですからね。僕みたいな一般トレーナーのインタビューを受けてくれるなんて心が広すぎますよ

え?到着した?わかりました!
なになに?相手様からのお願いで顔出しNGだから別室での実施と声バレもしたくないから編集で声変える?
まぁそれくらい仕方ない。インタビュー受けてくれただけありがたいと思いましょう。
それじゃあやっちゃん、がんばります!

や「えー、本日はインタビューよろしくお願いします」

?「よろしくお願いします」

や「では軽く自己紹介をお願いします。」

T「匿名Tです。 メタを貼らない奴です
  あー、マイクテス、テス。 特定しないでね」

…なんかすごい人きたな

や「好きな(実況者)大会は?」

T「ないです。 メタゲーマーじゃないので」

や「印象に残ってる試合はありますか?」

T「ないです。 メタゲーマーじゃないので」

や「すみません、メタゲー歴は?」

T「4年です。永遠に」

や「永遠に?」

T「メタゲーマーじゃないので。私はメタゲーマーじゃないので」

や「渋いですね。悩みはありますか?」

T「大会 多くてやんなっちゃう。
  あと、考察が苦手なので「(前大会)優勝者」って言われると
  ちょっとプレッシャーです。」

や「なるほど。考察ですね。他にありますか?」

T「はい。 最近、○○さん、ゲームの本編出てくれないんです。」

や「はあ」

T「大きくなれなかったり、タイプも変えられなかったり
 (特性)弱体化したり、色々です。」

や「へえ〜」

T「でもDLCでは来るだろうし、追いかけるのも重いだろうし
  みんながハッピーならいいな!って思います。」

や「それもメタゲー人生ですね。」

T「いや、私はメタゲーマーじゃないので」

匿名Tです。メタを貼らない奴です。
メタゲーマーのフリしてる、考察したくない奴です。
メタを貼ることのない私に、あなたはどんな考察をする?
匿名Tです。特定しないでね。
匿名Tです。

(※このインタビューの内容はフィクションです。)

瑠璃色譚3試合目 vs ミスT

前回記事
mzfllw7sbte69eh.hatenadiary.com

こんにちは、やっちゃんです。インタビュー何も役に立たなかったですね…。残念…。
現在私は1勝1敗。ここで勝つことができたらもしかしたら1位抜けできるかもしれないといったところです。負けるわけにはいきませんね。頑張りましょう

[1] 対戦相手紹介

今回の対戦相手は前回優勝チームの「ぎゃらんふぃあ」です。ぐればっと〜がつかない短い方です。

実は僕はすでにSVのメタゲー交流戦でこのチームの先鋒のラムカさんと中堅のむらびとさんを倒しています。つまり最後の首を狩るチャンスですね。その対戦相手こと…

ミスTさんです。何気に公式戦初対戦ですね。カクレオンが相棒(?)のやべー奴です。

どれくらいやばいかというとカクレオンで3タテした経験があったり剣盾の大会でカクレオンアメモースムウマージをパートナーズにいれていた人です。僕には到底理解ができません。

そんな相手の考察ということでとても読むことが難しいですが僕は職業メタゲーマーなのでしっかりとメタを貼っていきましょう。

[2] 事前考察

(1) 第一考察

ミスTさんのパートナーズがこちら

カクレオンの霊圧が消えた…?

というのは当たり前なので置いときましてニンフィアをはじめ面倒なポケモンがそこそこいますね。

特に厳しいのがチヲハウハネ。高い種族値と豊富な技範囲。そして先制技のであいがしらでマスカーニャも上から倒されてしまいます。恐ろしや…。このポケモンをどうにかして対処しなくてはいけません。

逆に他のポケモンにはある程度こちらからの対策はできるように感じました。そのためチヲハウハネを最優先で対策しそれを軸に残りのポケモンの対策を考えたいと思います。

(2) パートナーズ評価


ニンフィア ○
来るなら炎テラス。ラウドボーンとソウブレイズ用にシャドボ持ったアタッカー型?


ラウドボーン △
ラスタルしないと戦いづらそうだがテラスしても上から弱点つかれる。くるならクエスの加速バトンか可能性は低そうだが歌う空振り保険


ロトム △
めちゃくちゃ刺さってるわけではないけどまぁきたらキツい。もしくるならスカーフだと予想。


エスパトラ △
アタッカーとして採用させた場合悪2匹と猿以外のゴーストがキツそう。しかしバトンで繋げられる時点で切ることはできない。


ドドゲザン ○
サフゴがキツそうなのでかなりの確率できそう。気合い玉やマスカーニャのけたぐり考えるとヨプかこれまたクエスのバトンか


チヲハウハネ ◎
出会い頭/インファ/フレドラ/地震 で十分。こちらはどうすることもできない。今回最警戒ポケモン

自由枠と変わるとしたらの誰かでしょうか。
それでは次に自由枠を見てみましょう。ミスTさんが使える自由枠は以下の通りです。


…誰が来るんだろこれ
正直読めないです。絞り込むよりかは基本選出を決めてキツいポケモンを対策する方針でいきましょう。

(3) 第二考察

今回注意する事は何度も言っている通りチヲハウハネです。そこでチヲハウハネに強そうなポケモンを考えましょう。

まず考えたのはマスカーニャやドゲザの燕返しです。本来不利な対面で誘って狩るといった考えですね。

しかし明らかにピンポイントな対策なので他に軸となるものを作りましょう。今回軸として使うのは自由枠からトリルエースラウドボーンです。こいつをエースにしていきます。

そしてトリルを貼るポケモンとしてマスカーニャも採用。タスキを盾に起点+ストッパーになってもらいます。

[3] PT紹介


コノヨザル

217(252)-172(172+)-108(60)-×-111(4)-113(20)

ニンフのハイボ耐え
最速土下座抜き
意地土下座のドゲザン2耐え

ドレパン/憤怒/挑発/ステロ

初手の起点作成要因


マスカーニャ 

151-178(252+)-91(4)-×-90-175(252)

トリフラ/叩き/けたぐり/トリル

トリル要因兼ストッパー


ラウドボーン
211(252)-95-120-169(188+)-104(68)-63

最遅

フレアソング/大地/テラバ/怠ける

トリルエース


ドドゲザン スカーフ

181(44)-204(244+)-140-80-105-98(220)

最速チヲハウハネ抜き

土下座/アイヘ/けたぐり/燕返し

サーフゴー、テツノツツミ
見せポケ

[4] 対戦

※今回の対戦はキャスの録画を残すのを忘れてしまいました。申し訳ありません。

ミスTさんのPTは

エスパトラがスナノケガワに変わりましたね。毛皮は全く想定してなかったですね。ただケガワ自体はそこまで警戒度は高くないので予定通りいきましょう。
初手サル、裏にマスカーニャとラウドボーンにします。

それではミスTさん、対戦よろしくお願いします!

メタゲーマーキラーのミスTが勝負を仕掛けてきた!
ミスTはドドゲザンを繰り出した。

1ターン目

初手コノヨザルとドドゲザン対面。ステロ撒かれるとトリルが貼れない可能性が高くなってしまうので挑発選択。

ミスT→ラウドボーン引き
やっちゃん→挑発

2ターン目

やることもないのでこちらはとりあえずステロを選択。

やっちゃん→ステロ
ミスT→ニトチャ

3ターン目

トリルで巻き返せるもののターン管理が難しいのでラウドボーンは倒しておきたい。上から殴られる想定で憤怒選択。

ミスT→シャドボ。無事に耐える。
やっちゃん→憤怒で攻撃…、するもミリで耐えられる。そして弱保起動。!?

4ターン目

ラウドボーンが残るのは困りますね...。
仕方ないので居座りましょう。そこからマスカーニャ死に出しで巻き返しましょう。

ミスT→シャドボで猿が倒される。
死に出しでマスカーニャを繰り出し

5ターン目

トリルをここで貼ってもターンが足りなさそうなため叩きを選択。裏が羽ならラウドボーンで勝てそう。ニンフ、ミトム、ケガワなら土下座から来そうだったので不意打ち透かしでトリルが貼れると思います。

ミスT→フレアソングをうたれるもタスキで耐える。
やっちゃん→叩きでラウドボーンを突破。

相手の死に出しはケガワ。ブーストエナジー発動!?

6ターン目

ブーストエナジー発動!?素早さが上がる…、これはヤバい。ここからトリルでの切り替えしができないのはキツイですね...。ワンチャン残すためにトリルを選択。

ミスT→ケガワがフェアリーテラスして大地。上からマスカーニャが倒される。

ラスイチラウドボーン出し。

7ターン目

このままだと大地×2がキツいのでテラスを切ってフレアソング。

ミスT→大地
やっちゃん→フレアソング

8ターン目

フレアソングで倒しにいきましょう。

ミスT→ラスターカノン。フェアリーテラスも警戒してるか…。体力が黄色ゲージで止まる。

やっちゃん→フレアソングでケガワを倒す。

9ターン目

相手はラストのドドゲザン。こちらは最遅なので上は絶対取れない。勝ち筋は相手が抜かれてると読んで不意打ちをしてくることのみ。だから不意打ちワンチャンの怠けるを選択。

ミスT→アイヘを選択。ラウドボーンが倒され敗北

[5]振り返り

いやぁ、負けてしまいましたね。毛皮の古代活性が頭から完璧に抜けていました…。それ以前にマスカーニャを出した時点でお祈りプレイングになってしまうのは良くなかったですね。ニトチャラウドボーンを連れてきたミスTさんに拍手です。早いラウドボーンは想定していたもののニトチャには辿り着けませんでした…。

チームの方はというと…
mokomoko vs ラムカ
対戦相手との合同考察の中でキツイと明かした自由枠武士にボコボコにされ負け

むらびとvsシンゲン
からしたらドリームマッチ。むらびとさんの勝ち

ということで全敗でした…涙

その結果我々は予選3位通過。もうひとつのブロックの3位の方と5位決定戦を行います。
優勝出来なさそうだしあとはテキトーに戦って終わらせましょうかねー


…え、次の対戦相手はあなた?

to be continued…