DJGP2 準々決勝。
僕にとっては久しぶりのメタゲー参加。最愛準優勝、CLIMAX杯ベスト4。そろそろ優勝したい。そんな思いと共に望む1戦。
僕は敗北した。
考察がまとまらず、なんとかして今できる最大限のメタで挑んだものの、考察も、読みも、プレイングも、何もかも完敗だった。それほどまでに強かった。
そんなあなたとまた準々決勝で当たるのは、あの過去の繰り返しなのだろうか…。
どうも、やっちゃんです。虹色杯もついに準々決勝。決勝トナメも1回終わりました。どうやら勝ったのは全員予選1位通過者。猛者だけが残ったということですね。怖い怖い。
その中に入っていること、とても光栄ですがまだ満足はいっていません。ここで勝利してまずはベスト4、表彰台へのリーチといきましょう。
前回記事
https://mzfllw7sbte69eh.hatenadiary.com/entry/2023/05/17/093513
[1]対戦相手紹介
今回のお相手はカノンさん。旱星杯主催、そしてこの大会の運営の方です。
メタゲームの戦績も良い方で近い大会だとDJGP2準優勝。そう、僕が決勝トナメで敗れた相手です。奇しくもまた、同じ舞台で当たることになりましたね。この舞台でリベンジさせていただきましょう。
[2] 事前考察
カノンさんのパートナーズがこちら
兎が3匹いますね。全員要注意ポケモンです。全体的に火力の高いポケモンが多いなぁ、といった印象を受けました。
(1) 第一考察
今回のカノンさんのパートナーズ、かなり攻めっ気のあるポケモンが多いと感じました。やは受けに回れるポケモンですがアタッカーもでき、残りの5匹も高火力、広範囲が売りのポケモンたちです。
そして受けよりの2匹も物理受けのイメージが強く今回の僕のパートナーズは物理アタッカーが多いので物理受けでくるのではないかなと予想しております。何を言いたいかというと
「特殊に薄くなるんじゃないか」
といった予想です。かなり無理矢理感がありますが理にはかなっていると思います。
今回は「攻めよりのパートナーズ」「特殊に薄そう」という2点を踏まえて特殊アタッカーでの初手ダイマを軸に考察していこうと思います。
(2) パートナーズ評価
ポリゴンZ △
高火力特殊アタッカー、だがバンドリに弱くオノノクスにも上から殴られるためこなさそう。相手にバンギがあまり刺さっていないためバンギいない時に選出考えようとPT入りくらいはしてるかも
マリルリ ◎
刺さりよし。こちら側で対処が限られてしまっている。コータスの晴れを絡めて処理するべきか
ドラパルト ○
カノンさんはかなり信用している。特殊アタッカーだとバンギが、物理アタッカーだとコータスがキツいので両刀もありえる。あの人は平気でしてきそう
サンダー ○
こちらはサンダー包囲網という名のバンドリを用意しているもののヤドランが厳しそうなため泣く泣く連れてきそう。いつも通り蜻蛉やダイスチルは警戒必須
アーマーガア ○
バンドリやオノノクス受け。ここらのポケモンを通す選択を取れないのは厄介極まりない。
ホルード ○
対面最強レベル。唯一ヤドランが相手できるが他のポケモンはダイマも合わせて全て対応は難しい。タスキのストッパーか玉のダイマアタッカーか
エースバーン△
刺さりがとても良い、普通に出してこれる。けどバンドリに上から殴られたりヤドランに受けられたり化ボルトの電磁波など邪魔が多いので優先度は低め?
今回に関してはこのポケモンが来なさそうというのはあまりわからなかったです。どいつも出そうと思えば出せる、と考えています。
(3) 自由枠
カノンさんが使える自由枠はこちら
今回はこのポケモンが来そう、よりもこのポケモンに来られたら困るで考えていきます。
主に2種類
1つ目がカビゴンやラキハピ。特殊アタッカーで攻めていく予定なので特殊に厚いこれらのポケモンはとてもキツイです。
2つ目にアイアント。現在自由枠として考えているポケモンの技が通らずまたうちのパートナーズの多くが上から殴られてやられてしまうので警戒必須です。
ここまでの考察をまとめましょう
・カノンさんのパートナーズは特殊より物理に厚め
・高火力アタッカーが多く攻めっ気が強い
・こちらは特殊の初手ダイマで攻めていきたい
(4) 第2考察
今回すでに戦術は決まっているのであとは煮詰めていきましょう。こちらが初手ダイマをする上で相手が止めてくるなら次の2パターン
(1) ダイマで切り返す
(2) タスキ持ちでダイマターン枯らされる
の2つでしょう。
1の対策に関しては簡単で相手がダイマ切ったら裏のポケモンが止められなくなるようにしましょう。ミミノラゴンみたいな考え方ですね。と、なると裏にはヤドラン軸のトリルを入れたいです。
2に関して、これは正直どうしようもありません。けど初手ダイマをタスキで耐えて2ターンダイマを枯らされたらリスクに釣り合ってないですしここの対策は必須。ここで今回相手のパートナーズの特徴に抜け穴があると思いました。それこそ
ジャポのみ
です。相手でタスキを持ちそうなのがホルードとエースバーン。この2匹は基本物理アタッカーです。だから初手ダイマポケモンにジャポを持たせることによってタスキで誤魔化されるということも防げると思います。
それらを加味して今回自由枠として連れていくエースは…
そう、ドラミドロです。カノンさんの相棒?枠。やにタイプ上有利でにも弱くない。電気技を使えばにも行けます。しかもこいつ自体がSが低いためうまく使えばダイマが切れた後にトリルで再利用もできます。
ラスイチのトリルエースとしてを考えましたがこいつだととが怪しいですね…。ラスイチは鉢巻をトリルエースとして採用しましょう。
[3] PTしょう…
ちょっと待った、大事件が発生しました。
現在対戦当日3日前、重大なミスに気づきました。ドラミドロ、紫ではなく茶色でした
つまりドラミドロは使用できません。
これはかなりのピンチです。ドラミドロの枠は正直代用が効きません。かといって今から戦術ごと変えるとなると時間も怪しい…。初手ダイマ要因だけ変える必要があるかもしれませんね。もう一度そこを考えてみましょう
(対戦当日)
なんとかドラミドロの代わりとなるポケモンを考えてきました。その結果、2匹に候補を絞ることができました。
1匹目がポリゴンZ。高火力特殊アタッカー。ドラミドロに負けない火力で相手を倒しにいけます。懸念点があるとしたらダイマの打ち合いに弱いこと。特に初手エスバがきて同時にダイマを切り合った際相手にジェットもアタックもない限りこちらはどう頑張っても勝てません
2匹目がヌメルゴン。毒、竜、電気の範囲を持っていてドラグーンを絡めたらエスバなんかの相手もできる。安定はしますが火力不足ではあります。
この2匹からの選択ですかね…。ヌメルゴンか、ポリZか。
ポリZの場合、初手ダイマは読まれそう。読まれる初手ダイマは僕は弱いと思います。相手にダイマを合わせられて打ち負けたら結構キツい。それならヌメルゴン、あなたに託しましょう
[3] PT紹介
型破り 輝石
173(244)-102-125(252+)-×-70(12)-63
ドレパン/地球投げ/巴投げ/捨て台詞
流石に出せない。PTのマスコット枠
ヌメルゴン
ぬめぬめ ジャポ
191(204)-×-96(44)-178(252)-171(4)-101(4)
エスバの玉ダイアタック+A↓ダイアタックをダイマ時に確定耐え
ジャポ込みでダイドラグーン2発でエースバーン確定
流星群/10万ボルト/火炎放射/アシッドボム
ダイマエース予定。ヒスイの姿はめっちゃ注目されてますが原種も活躍できるところお見せしましょう。
ヤドラン
再生力 ナモ
201(244)-×-178(252+)-120-102(12)-50
熱湯/鉄壁/トリル/怠ける
トリルの切り返し要因。あわよくばこいつで詰ませたい
砂起こし 鉢巻
207(252)-204(252+)-131(4)-×-120-81
エッジ/雷パン/噛み砕く/地震
トリルエース。鉢巻バンギの火力はとても信頼がある。
コータス
日照り イバン
177(252)-×-195(140)-105-105(116)-40
玉サンダーのジェット耐え
火炎放射/堪える/あくび/ステロ
あまり出すつもりはないが他に連れて行くポケモンもいなかったため採用
砂かき オッカ
185-205(252+)-81(4)-×-85-140(252)
[4] 対戦
カノンさんのPTがこちら
自由枠ミロカロス。悪くはないけどよくもない、微妙なところですね。とりあえずは出して良さそうです。
裏はトリル展開でいきましょう。とこの3匹でいきます。
対戦するのは4ヶ月ぶりくらいでしょうか。かなり早いリベンジの機会ですね。
同じ舞台で、同じ相手と、剣盾の最後に
舞台は整っています。ここで勝って僕はさらに上のステージへ登っていきます!
カノンさん、対戦よろしくお願いします!
メタゲーマー、カノンが勝負を仕掛けてきた
カノンはホルードを繰り出してきた
(1ターン目)
カノンさんの初手はホルード。予想だと初手ダイマかタスキ持ち。
やることは予定通り、初手から100%、いや、300%だぜ!
ホルードの地震!
ヌメルゴンのジャポのみでホルードは倒れた!
カノンはマリルリを繰り出した!
(2ターン目)
よし、予定通り。これで数的有利を取れました。
ただマリルリは厄介。いい感じに削ってヤドランで相手しましょう。ダイサンダーで殴ります
くっ、弱保の存在を忘れてました。これはいわゆるピンチってやつですね…。
さて、考えましょう。ここでヤドランとマリルリのどちらから出すか
ヤドランでダイマを枯らしてバンギで締める、これはダメ。ダイマの切れたマリルリにアクジェをされて倒されてしまう。ならばここは、信じるしかない…。
バンギラス!任せたよ!
行け!バンギラス!
(3ターン目)
ここは最大打点を打ち込むしかない。雷パンチとエッジの火力は一緒、ならば雷パンチ1択。
あとは上を取れるかですが…
バンギラスの雷パンチ!
上取れた!あとは倒して…
マリルリ
………
………
………
赤ゲージで耐える
ちゃんと砂ダメケアもしてきましたね。これは無理、かな
(4ターン目)
マリルリのダイフェアリー!
ヤドランは倒れた
カノンさん、対戦ありがとうございました。
[5] 振り返り
いやー、負けてしまいましたね。これは悔しい。ジャポのみが刺さった時はいけたと思ったのですがそんな簡単には勝たせてもらえませんでした。
敗因は1つ。ドラミドロが紫だと思い込んでいたことですね。ほんと確認はちゃんとしないとですね。むしろルール違反で反則負けにならなくてよかったですが…。
結果論ですがポリゴンZを連れていけてればまだあったかなと思いました。考察通りカノンさんはかなり物理方面に厚くPTを組んでいたようなのでそれならばワンチャンあったかもしれません。
ちなみに、これは対戦から半年以上経った今思いついたのですが…
HbsポリゴンZ いけましたね
当時は1発耐えて返しで倒すことしか考えてなかったのですが2発耐えればよかっただけでした。こいつを使っている世界線も見てみたいですね。
けれど今思いついても仕方がない。僕の虹色杯はこれにて終わりとなります。
いやぁ、剣盾で優勝は出来なかったかぁ。悔しいね。最初は全敗から始まったと考えると結構成長はできたのではないでしょうか。戦ってくださった皆さんに感謝ですね。
僕の剣盾での対戦はこれにて終了となります。虹色杯主催のアザレアさんはじめ今まで大会主催、運営の皆さん。そして対戦してくださった皆さん。本当にありがとうございました!
パルデア地方でこそ優勝目指して頑張りましょう。
ね、ヤンチャム
to be cotinued